赤ちゃんのおなかのなかから、アートの力はある。お母さんが幸せな気持ちになると、胎児に大きな影響を与える。アート・生の文化芸術は、人々を喜びと発見とつながりを生み出すこれからの時代を拓く様々な力を持っている。AI社会のなかで、これから意識をもって培っていかなければならないもの。それは、人間にしかできない感性を磨き、感覚器官を磨き、日本人の自然や伝統のなかにある民族の力を受け継ぐこと、そして、新しい世界とつながること、見て、聞いて、触れて、味わって、嗅ぐこと。乳幼児期は、五感を通して、9感覚を通して敏感にすべてを受け取る。そして、凄いスピードで神経細胞がつながっていく。脳内の神経がつながり、大人と同じになるのは、3歳から5歳。
子ども劇場に、0才から乳幼児部を作って20年、その時の赤ちゃんたちが青年期に入り、
人間信頼やつながる力、自己肯定感など、いわゆる非認知能力の力が素晴らしい。人と関わることが好きになり、主体的に自分の人生を想像・創造できる。
科学に裏付けられてきた、社会脳が育つ力は、文化芸術環境にあるといってもいい。
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