昨日は公演はお休みの日で、今日からまた毎日上演される「推し、燃ゆ」
<原作 宇佐見りん(「推し、燃ゆ」河出文庫)>
まだ観ていない方はもちろんすでに観た方にもさらに楽しめる作品の魅力をお伝えします。
(写真⇑ 11月先日の原良小学校ステージ。元スマイル子ども劇場(現在は合併して中央子ども劇場)が中心になって取り組んでいたステージです。
元スマイルは今回の人形劇のオペレーター操作を担当する片岡さんが在籍していた劇場✨(やっぱりほかのステージより緊張する、と言ってました🎤)
今回の「推し、燃ゆ」では、音響・照明に加えてプロジェクションマッピングという
映像も使用しての多角的な美術効果がふんだんに使用された舞台。
なんとその操作を一人で担っているのが今回のオペレーター操作なのです。
役者さんと息を合わせるのはもちろん、観客の呼吸も読みながらの操作はまさにスゴ技。演出家の奥洞さんによると「一人3役どころか5役。普通ではありえない作業をやってもらっています」とのこと。
(写真 リハーサル中のオペレーターの様子)
「ステージが進むごとに慣れていくどころかどんどん緊張感が高まっています。自分の操作次第でお芝居を台無しにしてしまう恐怖はどれだけやっても消えません。役者と観客が作り上げた舞台の空気管を自分が壊さないように、よりお芝居の魅力を引き出せるように毎回緊張感をもって臨んでいます」(片岡さん談)
演じる役者さんたちと同じようにおしばいを作っているオペレーター操作。
命を持たない人形が役者の繊細な人形遣いと演技力で生き生きと命の光を宿し、そしてオペレーターをはじめとする舞台美術などが多角的に絡み合い、主人公明かりの心情が色と光を放つかのように鮮やかに表現された人形劇、「推し、燃ゆ」
物語を楽しめるのはもちろんですが、総合芸術といわれる生の演劇はこうして出来ているんだと間近に感じる事が出来る今作。
まだの方はぜひ一度この舞台を体感してください。きっといろんな出会いと発見ができると思います。
あと残り15ステージ。チケットのお買い求めはコチラ⇩⇩⇩からお申し込みください。
(文:コダマ)
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